【IFA2013】

6インチ画面のスマホなど最新モデルを展示するファーウェイ

 スマートフォンの分野ではIFAに合わせた新製品の発表がなかったファーウェイだが、同社のブースには欧州で発売されている最新モデルが一堂に会していた。

新機種の発表はなく、ファーウェイのブースには現行モデルが並べられていた

 「Ascend Mate」は、2013年1月に米ラスベガスで発表された6.1インチのスマートフォン。1.5GHzのクアッドコアCPUを採用し、OSはAndroid 4.1となる。大画面だが、キーボードなどの操作部分を片側に寄せる「One-Hand UI」に対応している。

CESで発表されていた「Ascend Mate」。6.1インチのディスプレイを搭載する、ファブレットと呼ばれるジャンルの端末だ

 フラッグシップモデルとして展示されていたもう1台のモデルが、金属ボディを採用した「Ascend P6」だ。Pシリーズは、機能とデザインのバランスを取ったラインで、日本ではイー・モバイルが「Ascend P2」をカスタマイズした「STREAM X」を販売している。P6は中国市場でトレンドとなりつつある自分撮り用高画素インカメラを搭載しており、肌を美しく表示するモードにも対応。インカメラの画素数は500万画素となる。

「Ascend P6」は、6月に英ロンドンで発表された高機能モデル。金属ボディを採用し、質感にこだわった1台だ

 このほか、ファーウェイのブースにはデュアルSIM対応モデルの「Ascend G525」や、ミッドレンジモデルの「Ascend G510」、Windows Phone 8を搭載したコンパクトモデルの「Ascend W2」などが展示されていた。

デュアルSIM対応モデルの「Ascend G525」
ミッドレンジモデルの「Ascend G510」
ファーウェイは、海外ではWindows Phoneも手がけている。写真は2機種目にあたる「Ascend W2」。ポップなカラーリングはWindows Phoneならでは

石野 純也