【IFA2015】

Acer、Windows 10 Mobile搭載のハイエンドモデル「Jade Primo」

AcerのCEO、ジェイソン・チェン氏

 9月4日(現地時間)に、ドイツ・ベルリンで開幕するIFAに合わせ、台湾Acerはプレスカンファレンスを開催。スマートフォン関連では、Windows 10 Mobileを搭載した「Jade Primo」を発表した。

 AcerのCEO、ジェイソン・チェン氏は「Windows 10に膨大なコミットをしている」と語り、Windows 10対応デバイスの1つとして同端末を披露。Windows 10の特徴的な機能として、「Continuum(コンティニュアム)」を挙げている。

 Continuumは、形状に合わせた最適なUIを提供するWindows 10の機能。Windows 10 Mobileでは、外部ディスプレイなどに出力した際に、PCのようなUIが表示される。駆動しているのはあくまでWindows 10そのものではなく、Windows 10 Mobileだが、スマートフォンを、あたかもスティック型PCのように利用できるというわけだ。

 プレスカンファレンスでチェン氏は、スマートフォンを大型ディスプレイとドッキングさせ、Windows 10搭載のPCのように、マップやフォトなどのアプリを利用するデモを行った。こうした特徴を持つWindows 10 Mobileを搭載したJade Primoを、チェン氏は「最初のPCフォン」と紹介している。

Windows 10の機能であるContinuumを紹介。PCのように見えるが、本体はクレードルに刺さったスマートフォンだ
Jade Primoを持つチェン氏。実機は展示されていなかった

 Jade PrimoはWindows 10 Mobileに対応しており、CPUにはクアルコムの「Snpadragon 808」を採用。背面に20メガピクセルのカメラを搭載するという。ただし、会場にいた説明員によると、プレスカンファレンスでの発表はあくまで「ティザー(チラ見せ)」という扱いだったとのこと。会場には実機などは置かれておらず、操作感などは確認できなかった。

 このほか、Acerはゲーミングタブレットの「Predetor(プレデター)」シリーズを紹介している。IFAに合わせたプレスカンファレンスで新たに披露されたのが、「ゲーミングフォン」(Acer担当者)という「Predetor 6」。OSにはAndroidを採用しており、「メディアテック製のデクタコアコア(10コア)CPUを採用」というパワフルさを売りにしている。

デクタコアコアCPUを搭載したゲーミングスマートフォンの「Predetor 6」

 4GBのRAMを搭載。ハプティクスに対応しており、ゲームパッドのようにリアルな操作感を楽しめる1台となっているようだ。Predetor 6も、Jade Primoと同様、ティザーという位置づけの発表。詳細なスペックなどは公開されていない。

 また、AcerはIFAに合わせ、Androidのローエンド、ミッドレンジモデルの「Liquid Z630」「Liquid Z530」「Liquid Z330」「Liquid Z320」も発表している。Liquid Z330、Z320には、Windows 10 Mobileを搭載する兄弟機の「Liquid M330」「Liquid M320」も存在する。ただし、これらの機種はプレスカンファレスで言及されておらず、実機はIFA会場内のブースに展示される予定だ。

5.5インチのディスプレイを採用する「Liquid Z530」
8メガピクセルのフロントカメラを搭載する「Liquid Z530」
「Liquid Z330/Z320」は、ローエンドモデルで外観は共通
「Liquid Z330/Z320」のWindows 10 Mobile版である「Liquid M330/M320」

(石野 純也)