【Mobile Asia Expo 2013】

ソニーモバイルは「Xperia Z Ultra」を展示、Purpleも披露

 ソニーモバイルのブースには、25日に発表された「Xperia Z Ultra」のほか、同社のフラッグシップモデル「Xperia Z」「Xperia Tablet Z」が展示されていた。

ソニーモバイルのブースには「Xperia Z Ultra」などが多数展示されていた
6.4インチのディスプレイを搭載する「Xperia Z Ultra」
TD-LTEに対応した「Xperia SP」。実機は会場内にエリアを作っていた中国移動のTD-LTEに接続できたが、取材時はたまたま「ネットワークの調整中」(説明員)とのことで通信はできなかった

 また、同じく25日に発表された中国移動(チャイナモバイル)向けのTD-LTE対応「Xperia SP」や、中国聯通(チャイナユニコム)限定モデルの「Xperia C」も置かれていた。「Mobile Aisa Expo」に出展した端末メーカーの中では最大規模のブースで、Xperia Z Ultraなどの新端末も現地で話題になっていたことから、多数の来場者が詰めかけ熱心に実機を触ったり、説明員の話に耳を傾けていた。

中国聯通限定モデルの「Xperia C」。カメラも他のXperiaとは少々異なり、メインカメラで自分撮りを楽しむ機能が搭載されている。画面に枠が表示され、その中に納まるよう音声でガイダンスがある仕組みだ

 ブースの端末はほとんどが6.4インチの「トリルミナスディスプレイ for mobile」を搭載したXperia Z Ultraだった。既報のとおり、同端末はCPUに2.2GHzの「Snapdragon 800シリーズ」を採用し、失われた解像感を補正する「X-Reality for mobile」に対応。タッチパネルの感度を上げ、スタイラスはもちろん、鉛筆やボールペンでも手書きを行えるのも特徴だ。

「トリルミナスディスプレイ for mobile」を搭載し、「X-Reality for mobile」で解像度の低い映像を補正する。写真は補正効果を確認するためのデモ。画面右の方が空が青く、ジャギーも少ない
手書きアプリを搭載し、細いスタイラスや鉛筆なども認識する

 なお、本端末はBlack、White、Purpleの3色展開だが、発表会および本ブースにはPurpleが置かれていなかった。本誌では、会場でソニーモバイル担当者の持つ実機を撮影できたので、以下に掲載する。

「Xperia Z Ultra」のPurple。「Xperia Z」より色が鮮やかで、より青に近い印象を受ける。このカラーは、発表会場や展示会場に置かれていなかった

 Purpleの実機は、Xperia Zの同カラーより明るめの色調となっている。Xperia Zが黒寄りなのに対し、Xperia Z Ultraは青寄りの紫と言えるだろう。Xperia ZのPurpleは光の当たり方によっては黒に見えることもあったが、Xperia Z Ultraはやや暗い場所でも紫色と認識できる。

 このほか、端末と同時に発表された「SmartWatch 2 SW2」や、耳に当てて通話のできるBluetoothヘッドセット「SBH52」、Xperia Z Ultra専用のマグネット接続スタンド「DK30」もブースに展示されていた。

「SmartWatch 2」は、防水仕様になり、屋外での視認性も上がった。Xperiaシリーズと連動して、アプリを追加することも可能だ
そのまま通話もできるBluetoothヘッドセットの「SBH52」。画面の大きなXperia Z Ultraを補完するアイテムとして企画された
卓上ホルダはマグネット式で、本体を近づけていくとカチッと止まる

石野 純也