【Mobile World Congress 2010】
Android端末やフォトフレームを展示するファーウェイ


ファーウェイのブース

 中国の通信機器メーカーのファーウェイ(華為技術)のブースでは、Android搭載のスマートフォンや、通信モジュール内蔵デジタルフォトフレーム、タブレットなどを展示されていた。

 Androidのスマートフォンは、「emotion UI」を採用した最新モデルの「U8220」「U8110」「U8100」を出展。U8220は昨年10月に発売済み、U8110と8100は4月後半にグローバル市場に投入するという。emotion UIとは、ファーウェイが独自に開発したもの。複数のホーム画面のサムネールを表示でき、ワンタッチでウィジェットなどを呼び出せる。

 また、モックアップのみだが、「U8800」と「U8500」というAndroid端末も展示していた。第3四半期もしくは第4四半期に発売予定で、前者は「HSPA+」への対応が特徴。後者は3.2メガカメラと3.2インチディスプレイを備える。どちらも、emotion UIに対応する予定だという。

2.8インチQVGAディスプレイを搭載の「U8110」「U8220」はHSUPAにも対応のハイスペック機
ボディのカラーが印象的な「U8100」モックアップのみの「U8800」と「U8500」

 「日本ではドコモやソフトバンクから発売され、人気の商品」(説明員)という、デジタルフォトフレームも紹介していた。「MMC255u」がソフトバンク向け、「MMC295u」がドコモ向けのベースモデルとなる。このほか、ファーウェイのブースでは、Androidを搭載した大型のタブレットや、日本でも「Pocket Wi-Fi」として知られる3G回線をWi-Fiに変換するルータなどが出展されていた。

展示されていたフォトフレームはどちらも日本で発売済みWi-Fiルータも多数展示していた

(石野 純也)

2010/2/19/ 12:16