【Mobile World Congress 2016】

アルカテル、IDOLシリーズやPOPシリーズの最新端末を展示

アルカテルブース。「ONETOUCH」ブランドはなくなり、ただの「alcatel」になった

 Mobile World Congressのアルカテルブースでは、同社が会期前日や会期中に発表したスマートフォンやタブレットが展示されている。

IDOL 4

 「IDOL 4」と「IDOL 4S」は同社のフラッグシップシリーズの最新モデル。IDOL 4が5.2インチ、IDOL 4Sが5.5インチで、プロセッサーなどのスペックもIDOL 4Sの方が若干高め。また、IDOL 4Sは販売時の箱がそのまま、IDOL 4Sを使ったVRゴーグルとして流用できるようになっている。

 デザインは日本でも発売されているIDOL 3と同様、上下対象のリバーシブルになっている。価格はIDOL 4が279ユーロ、IDOL 4Sが499ユーロ程度となる。

IDOL 4S
IDOL 4SのVRゴーグル

 「PLUS 10」は取り外し可能なキーボードが付属する10インチのWindowsタブレット。キーボード側には3G/LTEの通信機能が内蔵されていて、Wi-Fiルーターとして機能するようになっている。こちらは300ユーロ程度で6月に発売される予定とのこと。

PLUS 10
閉じた状態

 IDOLシリーズよりも安価な価格帯向けには、「POP 4」と「POP 4+」「POP 4S」がMobile World Congress会期中に発表されている。「POP 4」がベースとなるモデルで5インチディスプレイを搭載。「POP 4+」はほぼ同等のスペックで5.5インチディスプレイを搭載。「POP 4S」は基礎スペックが向上し、ホームボタン兼用の指紋認証センサを搭載する上位モデルとなっている。

 POP 4シリーズの背面パネルは取り外し可能で、別の色のものに交換することもできる。メタル調やポップなカラーに加え、木目調やレザー調のパネルもラインナップされるとのこと。本体価格はPOP 4が119ユーロ、POP 4+が179ユーロ、POP 4Sが190ユーロ程度とのこと。4月以降に発売される予定。

POP 4
POP 4+
POP 4S
カラフルな背面カバーが用意される

 このほかにもブースにはより安価な価格帯のGOシリーズやPIXIシリーズ、ホームセキュリティデバイスなどが展示されていた。

GO PLAY。グローバルでは珍しい防水仕様
GO WATCH。カラーディスプレイ搭載の連携デバイス
PIXI 4(6)。PIXI 4シリーズは3.5インチから7インチまでのモデルをラインナップ
ホームセキュリティデバイスシリーズ。監視カメラや窓開閉センサなどがある
子ども向けウェアラブルケータイ「MOVE TIME」。2G通信機能入りで通話ができる
17インチの一体型パソコン「Xess」。さすがに3GやLTEの通信機能はない

白根 雅彦