【東京ゲームショウ2009】
「逆襲のシャア」題材の3Dアクションがiアプリに


機動戦士ガンダム 逆襲のシャア。カットインボイスは一部を除き新規録音もしているとか
機動戦士ガンダムオンラインアドバンス。最新のスペックを最大限に活用している

 ドコモブース内のバンダイナムコゲームスのコーナーでは、2009年4月に統合した旧バンダイネットワークスのコンテンツも展示されている。

 看板コンテンツでもあるガンダム系のゲームとしては、未配信の「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」と「機動戦士ガンダムオンラインアドバンス」を展示している。

 「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」は同名の映画をモチーフにしたアクションゲーム。ソフトバンク向けには930Pなどにプリインストールされる形でリリースされているが、プリインストールではない配信としては今回が初となる。2009年秋に配信予定で、同社のサイト「ガンダムゲームモバイル」(月額315円)もしくは1ダウンロード1050円で配信される。対応機種はP905i以上のmicroSD対応機種となっている。

 内容としては、映画のストーリーに沿ってモビルスーツ同士の戦闘を楽しむというアクションゲーム。本編のストーリーモードはソフトバンク端末にプリインストールされたものと同じだが、今回のiアプリ版ではタイムアタックモードにモビルスーツが追加されている。なお、戦闘の合間に入るカットインなどはフルボイス仕様となっているが、ボイスデータを端末にダウンロードするため、microSDカードが必須で、初回の通信量がかなり大きくなるのでパケット定額サービスの利用が推奨されている。

 「機動戦士ガンダムオンラインアドバンス」は、プリインストール版などで提供されている「機動戦士ガンダムオンライン」の強化版。ネットワーク経由での対戦に対応するアクションゲームで、新機体や新マップが追加されている。パナソニック端末のプリインストール版のプレーヤーも、パナソニックによる提供期間内であれば無償でバージョンアップできるとのこと。対応機種は昨年の秋冬以降のiアプリオンライン対応モデル。なお、これらのガンダムのゲームは横画面専用となっているという。

テイルズ オブ ファンタジア。今回は戦闘シーンを中心としたデモプレイを展示ファミスタワイヤレス

 このほか、未配信の「テイルズ オブ ファンタジア」も展示されている。「テイルズ オブ ファンタジア」は、1995年にスーパーファミコン向けに発売されたロールプレイングゲームの移植版。「テイルズ オブ」シリーズは、これまでケータイだけのオリジナルタイトルはあったが、家庭用ゲーム機からの移植は今回が初となる。2009年冬に配信される予定で、価格などは未定。ゲームの内容はオリジナルのスーパーファミコン版よりも、いくつかの要素が追加されているゲームボーイ アドバンス版をベースにしているとのこと。

 配信中タイトルとしては、「ファミスタワイヤレス」も展示されていた。こちらはiアプリタッチによるBluetooth対戦に対応したタイトル。野球ゲームは通信遅延の問題から、ネットワーク経由での快適な対戦はまだ難しいという。

 

(白根 雅彦)

2009/9/24/ 23:04