【WIRELESS JAPAN 2009】
iidaブランドや夏モデルが並ぶKDDIブース


 KDDIブースでは、auの夏モデルのタッチ&トライコーナーのほか、新ブランド「iida」の商品などが展示された。

 WIRELESS JAPANといえばこれまで、夏モデルとして登場する携帯電話のお披露目の場でもあったが、ここ最近は状況が変化し、ゴールデンウィーク以降に夏モデルが順次投入されている。また、投入される機種数も一頃に比べて落ち着いたこともあって、タッチ&トライコーナーは落ち着いて使用感が確認できる状況となっている。

 そうした中、KDDIブースでは、機能特化型の端末を中心にユーザーの関心を集めていた。東芝製の「biblio」はauの電子ブックサービスに対応し、フルキーボード搭載、無線LAN対応している。また、オプションとしてブックカバーのように利用できる端末カバーが用意されるなど、一般的な携帯電話と比較して特徴的な機能が用意されている。会場では、中高年の男性に興味を持たれており、利用方法などを聞いている姿を見かけた。

 また、シャープ製の「Sportio water beat」のコーナーでは、Run&Walkのフィットネス機能などを訴求しており、adidasとコラボレーションしたアームホルダーなども展示されていた。防水機能搭載のカシオ製「CA002」のコーナーには水槽なども用意されている。

 このほか、ブースの一角には、auの新ブランド「iida」のコーナーも設置された。「G9」や「misora」といった端末のタッチ&トライや、草間彌生モデルの展示も行われた。携帯向け小型プロジェクター「Mobile pico projector」の展示では、海外からの来場者が関心を寄せていた。

 サービス面では、動画サービス「LISMO Video」や、ネット銀行「じぶん銀行」なども紹介。技術面では、パネル展示のみとなったがLTEなどのコーナーも用意されていた。

 



(津田 啓夢)

2009/7/22/ 18:44