【WIRELESS JAPAN 2010】
RIM小林氏が紹介する BlackBerry Bold 9700の新機能


RIMの小林氏

 WIRELESS JAPAN 2010会場内の特設会場で、Research In Motion(RIM)Japan セールス・プランニング&マーケティング部担当部長の小林 盛人氏による「新製品発表~BlackBerry Bold 9700~」と題するセッションが行われた。NTTドコモの夏モデルとして登場する「BlackBerry Bold 9700」の特徴を紹介する内容となった。

 「BlackBerry Bold 9700」は、7月~8月に発売される予定のRIM製スマートフォン。RIMのBlackBerryシリーズは、ストレートボディにQWERTYキーを備える機種が多く展開しているが、BlackBerry Bold 9700もそうした特徴を継承するモデルで、小林氏は「究極の使い勝手、使いやすさを実現したモデル」と評する。日本では3機種目となる同モデルでは、今回新たにトラックパッドを装備する。昨年発売された「BlackBerry Bold」ではトラックボールを用意し、カーソルを操作する形だったが、なぞって操作するトラックパッドが「スマートフォンでは初採用」(小林氏)されたことで、操作性の向上が図られている。

 繰り返し紹介されたのは、QWERTY配列のキーボード。打ちやすくなるよう配慮して凹凸がついたキートップであることや、片手で持ちながら入力できるボディサイズといった点が紹介され、「QWERTYのキーでさくさくとメッセージをやり取りできる。このキーボードはメッセージを発信することに意義があると思う。Twitterのタイムラインを見ているだけ、あるいはSNSでメッセージを受け取るだけということではなく、自ら発信することをやってこそのスマートフォン」と小林氏はアピールし、ITリテラシーの高いユーザー層にうってつけの機種とした。

 また、Facebookやfoursquare、Flickr、LinkedInといった海外発のサービスがアプリで利用できること、日本のサービスでもmixiの一部機能を利用できるアプリ「mixi for BlackBerry」が登場していることが紹介された。「mixi for BlackBerry」については、近日新バージョンがリリースされる予定とのことで、全ての機能をアプリ上で利用できるようになるという。アプリケーション関連では、アプリ配信サービス「App World」の日本語版が近日提供される予定とのことで、有償版の提供も行われる予定という。

 このほか、マルチメディアプレイヤーとしての機能やビジネス文書対応機能なども紹介された。今回のセッションは、BlackBerry内に収録したプレゼン資料を投影、操作する形で行われていた。

BlackBerry Bold 9700の特徴mixi for BlackBerryは近日バージョンアップ予定とのこと
BlackBerry App Worldもバージョンアップするという今回のプレゼンもBlackBerry Bold 9700を用いて行われた

 



(関口 聖)

2010/7/14/ 18:21