【WIRELESS JAPAN 2011】
KDDI、au one MarketでAndroidアプリの安全評価


 KDDIブースでは、Androidアプリを対象としたコンテンツプロバイダー向けセキュリティソリューションが展示された。

 Android向けのアプリでは、アプリ自体に悪意のあるものや、アプリをコピーしてウイルスを混入した上で再配布する事例などが報告されている。KDDIのセキュリティソリューションは、アプリ開発者の申請により、アプリを静的/動的に解析して安全かどうかを判定する。安全と見なされたアプリについては、au one Market内でセキュアアプリとしてアイコンが表示される。

 携帯アプリ審査のノウハウを活かしたもので、アプリの審査には1件あたり3000円かかる。バージョンアップした場合は、サイド審査を受けなければアイコンが表示されない。説明員によれば、審査を受けたアプリはau one Market上でアイコンが付き、ほかのアプリよりも目立つ効果があるとしている。また、スマートフォンの初心者に対しても、安心してダウンロードできるアプリになるとしている。


 




(津田 啓夢)

2011/5/26 09:00