【WIRELESS JAPAN 2011】
TIブース、近距離無線通信を中心に展示


TIのブース

 テキサス・インスツルメンツ(TI)のブースでは、低消費電力な無線通信規格に向けた半導体を中心に、展示が行われている。

 ブースでは、ZigBeeに対応する「CC2531」、Bluetooth Low Energyをサポートする「CC2540」といったSoC(システム・オン・チップ)を展示し、USB接続型の通信モジュールなどでデモを行っている。パソコンに接続するアダプタを含め、モジュールは小型化も実現されており、幅広い製品に応用できるようになっている。


ZigBee、Bluetooth Low EnergyをサポートするSoCZigBeeをサポートするUSBモジュール
CC2531を搭載指先に乗るサイズ
こちらはBluetooth Low EnergyをサポートしたSoCなどのデモこちらも小型化が進んでおり、リモコンなど低消費電力ならではの用途に使える

 

 TIブースにコーナーをかまえるミツミ電機は、電源タップの消費電力量を監視・制御可能なスマートタップを、ZigBeeによる無線通信を利用するデバイスとして参考展示しており、電源タップのオン・オフや、消費電力量をパソコンで確認できるようになっていた。

ミツミ電機のデモいわゆる「スマートタップ」で、タップとパソコン(USB)をZigBeeで接続する
パソコンで消費電力量の確認や制御が行えた

 




(太田 亮三)

2011/5/26 19:21