インタビュー

「AQUOS PHONE SERIE SHL22」開発者インタビュー

電池もちNo.1にこだわったIGZO液晶搭載スマートフォン

 スマートフォンへの乗り換えユーザー向けをうたう端末が多いなか、すでに使いこなして、アプリを楽しんでいる、いわばヘビーユーザーをターゲットにしたモデルがある。それがシャープがau向けに発売した「AQUOS PHONE SERIE SHL22」(以下、SHL22)だ。最大の特徴は、シャープ独自の基準ながら、途中充電なしの3日間という使用時間を達成したというスタミナのよさだろう。しかも、液晶には、au向けスマートフォンとしては初めてIGZOを搭載しており、スタミナと性能の両面でインパクトの強い製品といえる。機能的にも、シャープならではもといえる使いやすさへの配慮が随所に見られ、洗練された操作性も感じさせてくれる。

 この「SHL22」の開発コンセプトや機能について、シャープ 通信システム事業本部 パーソナル通信第二事業部 商品企画部 第二グループ チーフの後藤正典氏と、同グループ 主事の福山享弘氏に伺った。

AQUOS PHONE SERIE SHL22

電池もちNo.1を目指す

後藤正典氏

――今回お話をお伺いするSHL22はかなりユーザー評価が高いようですね。

後藤氏
 まだ発売したばかりですが、おかげさまで好調だというお話は聞きます。それくらい電池もちというのは大きかったんだなと、改めて分かったという感じですね。

――御社のスマートフォンは、去年の冬からIGZOをきっかけにだいぶ盛り返してきたのではないでしょうか。そのあたりの手応えはありますか。

後藤氏
 IGZOというブランドについては、非常に浸透してると感じています。今回の商品でも、IGZOというブランドだから興味を持っていただいたり、「IGZOモデルを待ってた」みたいなことをおっしゃっていただくこともあって、本当にありがたいです。そういう意味で、IGZOきっかけに、シャープのAQUOS PHONEに対しての期待がかなり上がって来てるというのは実感してますね。

――SHL22はどの層に向けた商品なのでしょうか。

福山氏
 今回電池もちがよいということで、スマートフォンのコンテンツをとことん楽しんでいる30代から40代の男性や、男女問わず電池もちを心配せずに、安心して使いたいお客様全般をターゲットにしています。

――女性の利用率はいかがですか。

後藤氏
 サイズ的なところもあってか、やっぱり男性が中心かとは思いますが、色にピンクがほしかったというような声を聞くと、女性の方も関心を持っていただいてるかなと思います。

――色はどれが一番人気なのでしょうか。

後藤氏
 ごく直近でみるとホワイトですね。ほぼ同じくらいでブルーでしょうか。

――ここのところ男性にブルーがちょっとブームになってる感があります。

後藤氏
 今回のブルーは、メタリック調でキラキラにしたんですけど、男性にも評価をいただいているようです。

――改めて、SHL22の開発コンセプトについて教えてください。

後藤氏
 おかげさまで、昨年はIGZOというデバイスが、スマートフォンの省電力に大きく貢献できるデバイスであると知っていただけました。KDDI様向けとしては、タブレットからの導入という形でしたが、今回初めてスマートフォンで導入することができました。

 半年以上経ったこの夏のタイミングでIGZOモデルを導入するとき、どういうコンセプトの商品にするかと考えました。スマートフォンの調査等によると、依然として電池もちがユーザーニーズのトップにあるというようなこともありますし、すでにIGZOの名前は知っていただいたんで、本当に実力があるというところをきっちり商品としてうたいたい。具体的にいえば、このデバイスを使って、一番電池が長もちするスマートフォンを導入したいと考えました。そもそもそれが今回の商品の開発の最初のコンセプトのスタートです。

 とにかく今回はNo.1になりたい。そんなわけで、今回3080mAhという大型のバッテリーや、IGZOモデルなんですが、あえてHDという解像度を選ばせていただきました。で、No.1を目指す上で、我々として1つのキーワードが「3日間」ということなんですね。とにかく「3日間」という言葉をキーワードにして開発するというのが、「SHL22」という商品の大きなコンセプトになっています。

福山享弘氏

――具体的にはどれくらい伸びているのでしょうか。

福山氏
 弊社独自測定ですがで、今回バッテリー持続を3日間達成したのは、弊社のモデルでは「SHL22」が初めてになります。半年前のデュアルコアモデル(SHL21)と比較すると、今回はクアッドコアでも連続静止画表示時間が約1.7倍、連続動画表示時間は約1.45倍伸びています。1日の実使用後の電池残量は、約1.32倍。ハイスペックになりつつも、省電力に関しても非常に進歩してるといえると思います。

――動画でもIGZOの効果が出るんですね。

福山氏
 動画でも出ますね。動画によってもフレームレートがいろいろ変わって来るコンテンツもありますので、そのときには、IGZOがあわせて抑え込みにいきます。

――今回のモデルの一番のウリは電池もちの良さなわけですが、先ほどの比較でいうと、IGZOのみならず、当時のモデルからのバッテリー増量もかなり利いているのではないかと思うのですがいかがでしょうか。

後藤氏
 確かに3080mAhという電池の実容量というのは、直に影響しますね。ただ、電池容量を増やしただけではなくて、IGZOの使い方のノウハウも必要で、そこも確実にブラッシュアップさせてますし、さらには1つ1つの細かな消費電力も調整させていただいております。

 我々の社内基準で「3日を達成する」という、明確な目標がありましたから、試作の段階で都度消費電力測定して、どこが電力を消費しているのかをとことん検証して、手を入れて消費電力を下げるという作業を徹底的に繰り返しました。使うアプリによってもかなり消費電力左右するので、我々の調査で、動き的に余計な電力を消費していると思われた場合には、逆にアプリメーカーさんと相談させていただいたりもしました。ですので、大容量のバッテリー、IGZOというデバイス、非常に細かな消費電力を下げる取り組み、これらをすべて積み重ねで実現できたものといえます。

――自社基準で3日間達成とのことですが、どのような基準なのでしょうか。

後藤氏
 お客様のヒアリングをベースに、だいたいこういう使い方されてるんじゃないか、ということを想定して、Webを何分、メール、音楽を聴くとか、LINEの無料通話を何分やるとか、逆に使ってないときも電気を食いますから放置するとか、そういうのをいくつか組み合わせて基準を作成しています。それできっちり3日間、残量が何パーセント残るかというところを測定しました。

――カメラですと、撮影枚数などの基準があるので、今後、スマートフォンにも業界基準のようなものが求められそうですね。ただ機能が多いので、何をもって標準的とするかはかなり難しそうですが。

後藤氏
 これは本当に難しい話ですよね。単純に連続動画再生とか、連続静止画再生、待受時間といえばブレないですが、実使用時間となると非常に難しくなってきます。入れるアプリ1つでガラッと変わってしまうし、使い方によって、本当に差がでてしまいますから。メーカーとしての数値として3日間とは言えるんですが、実際にお客様の使い方で3日もちますか? というと、もつ人も出てくるし、そうじゃない人もいるはずなので。

――3080mAhというバッテリー容量は、どのタイミングで決まったのでしょうか。

後藤氏
 最初の商品のコンセプトを作った段階で3000mAh以上を積みますよ、という話になりました。その上で、端末の液晶や横幅のサイズの中にうまくはまり込めるものはどれか、というところで決めてます。

――バッテリー容量が増えると気になるのは充電にかかる時間です。

福山氏
 確かに電池容量が増えればそれに従って充電時間のほうもかなり気になるところですね。急速充電用のACアダプタ「04」をご利用いただくと、60分の充電で約45%、1日使うには十分な電池容量を充電することができますので、寝る前に充電し忘れたとしても、朝の1時間で半分近くは充電できます。

 ちなみに今回、卓上ホルダを同梱させていただいておりますが、ジャケットを着けながらも充電をできる取り組みを行いました。au +1 collectionでも扱っておりますので、ジャケットを着けるので卓上ホルダは使っていなかったというお客様にも便利にご利用いただけるのではないかと思います。

――今回の卓上ホルダは縦置きですね。通常、今までのスマートフォンだと横置きが多いと思うのですが、縦置きにした理由はなんでしょうか。

福山氏
 過去のモデルはわりと角張ったデザインだったんですが、今回はフィット感を意識して、角にラウンド感をつけたシンプルなデザインにこだわっています。従来型の横置きにすると、横に端子が必要になって、造形的にあまり好ましくない状態になってしまうため、きっちり中央につけて綺麗にしたいということで、今回縦置きにさせていただいております。

ハードウェア面での使いやすさの工夫

――ハードウェア面でこだわった点があったら教えてください。

福山氏
 コンテンツをとことん楽しむ方向けというコンセプトにあわせて、ホーム、バック、メニューキーは画面の外に持ってきています。使い込むお客様は、アプリを頻繁に切り変えて使われると思うのですが、従来のように画面をタッチしてリーセントキーを出してアプリを切り替える、というのはちょっと面倒だと思いました。今回のモデルは、ホームボタン長押しすることで、すぐにアプリ一覧が出ますので、切り替え等も非常に便利になるのかなと思っております。

 あとは、「ダイレクトウェーブレシーバー」への対応ですね。端末の筐体サイズが大きくなると、受話口の位置が分かりづらいといった問題があります。そこで、半年前のSHL21と同様に「ダイレクトウェーブレシーバー」を搭載しておりますので、受話口の位置を気にせずに電話することができます。実は場所を気にしなくていいというだけでなく、女性の方なら、受話口が化粧品で汚れにくいというメリットもあるんですよ。ファンデーションがついても、すぐにパッと拭き取れていいね、という声をいただいたことがあります。

――他メーカーでもau向けには同様の機能を搭載されているんですが、他キャリアさん向けには乗せてない機能ですよね。これにはキャリアのこだわりのようなものがあるんでしょうか。

後藤氏
 KDDI様が特に推進されているというものではないので、2社が対応する形になったのはたまたまですね。

――御社の端末でユニークなのは「Sweep ON」と「Shake OFF」ですね。

福山氏
 端末の大型化により、電源キーが押しづらいとうことがありますので、弊社独自の「Sweep ON」と「Shake OFF」機能を搭載しました。「Sweep ON」は画面をなぞるだけで画面がONになり、軽く振るだけでOFFになるというものです。大画面だけれども、基本的な動作は使いやすくしたいと思い、設計を進めさせていただいております。

――「Sweep ON」と「Shake OFF」、手に持っている間画面をOFFにしない「Bright Keep」の3つは、初期設定ではオフになってます。「Shake OFF」や「Bright Keep」あたりは最初からオンにしたほうが、みなさん便利ではないかと思うのですが。

後藤氏
 常にセンサーが働くことになるので、微々たるものではありますが、消費電力に影響するという点と、ある意味特殊な操作なので、お客様側でそういう操作を使うと明確に意識していただかないといけないのかな、というのはありますね。

――カタログを見れば書いてあるかもしれませんが、購入時に動作を知る機会というのはなかなかなさそうです。

後藤氏
 そこは確かに訴求が難しいところではあるので、今後の課題ですね。

右側がSHL22で撮影したもの

――カメラは他のモデル同様にF1.9の明るいレンズを搭載してきました。

福山氏
 はい。明るいレンズなので、薄暗い場所でも綺麗に撮れるのが特徴です。弊社独自のノイズリダクションを入れておりますので、若干暗いところでも、ノイズの少ない写真を撮影することができます。また、明るい分シャッタースピードも速いですので、犬などの動く被写体でも、シーンを逃さず撮影することが可能になっております。

 実は明るさだけではなく、「AEロック(自動露出)」機能も新たに搭載しました。色をしっかり表現したい部分をタッチしてフォーカスさせると、その部分に対して最適な色合いや明るさを調正してくれるというものです。これまではどこにピントを合わせても露出が変わらず、全体的に白っぽい写真になってしまうことがありましたが、これからは自分でコントロールできます。

 それから、HDRによる動画撮影が新たに可能になったことと、HDRのオンオフや自分撮りが「Voice Shot」の音声でできるようになりました。HDRは、陰になった部分が真っ黒につぶれたり、空や明るい部分が白トビしてディテールがまったく見えなくなるのを防げる便利な機能なんですが、これまではメニューから設定を呼び出さなくてはなりませんでした。これからは必要なときに音声でモードが変えられるので、気軽に活用していただけると思います。自分撮りも、自分でシャッターを押そうとするとブレの原因になりますよね。これも音声で撮影することで、失敗を防ぐことができます。

――なかなか便利な機能がそろった印象です。「AEロック」は、もしかするとAndroid端末としては珍しい機能ではないですか?

福山氏
 そうですね。初ではないですが、対応している端末は少ないのではないかと思います。

――音声による指示の初期設定ではどうでしょう。フレーズなどはどうやったら分かりますか?

福山氏
 初期設定ではオフですが、カメラを起動していただいて、「>」マーク内の設定(スパナのアイコン)で「音声操作設定」をONにしていただければ使えます。その設定メニューに「音声操作ヘルプ」もあるので、そちらをご覧いただければ、どういう操作が音声でできるのかがわかるようになっています。

――ざっと拝見したところ、これまであった「ギャラリー」がないようです。

福山氏
 はい。これまでAndroidのアルバム機能の「ギャラリー」と、弊社独自の「アルバム」があって、どちらを使っていいかわからないというお話がありましたので、今回は「アルバム」1つにしました。

――「ギャラリー」より「アルバム」が優れている点は、どんなところですか。

福山氏
 「ギャラリー」はフォルダ単位で写真を見るだけですが、「アルバム」はかなり多機能なところですね。人物の顔で分類できたりと、整理の仕方のパターンが多いんですよ。

自社メーラーにこだわる

パーソナルコレクトボード

――機能でこだわった点があったら教えてください。

福山氏
 新たに搭載した機能として、「アナザービュー」、「パーソナルコレクトボード」、「スクリーンショットシェア」の3つがあります。あとは独自のメーラーにもこだわりました。

 「アナザービュー」は、今表示している画面の上に、さらに動画が見られるウィンドウを重ねて表示できる機能で、ワンセグやYouTubeを見ながら、メールを書いたりTwitterをするといった使い方ができます。最近ではテレビをみながらツイートする機会も増えていると思いますが、そんなときに活躍します。

 「パーソナルコレクトボード」はSNSやメール、不在着信、動画、テレビなどの情報や機能を1画面に集約して操作できる機能です。コンパクトにまとまっているので、情報収集が楽になります。

 「スクリーンショットシェア」は、KDDI様と共同開発したアプリなんですが、ターゲットがアプリをとことん楽しむお客様ということで、自分で楽しんだ内容、たとえばゲームをクリアした瞬間の画面などのスクリーンショットを、友達などと共有してもらおうというコンセプトで作りました。スクリーンショットを撮る動作は結構面倒ですが、この機能を使うと、画面の左上の端から、右下に向かってなぞるだけでスクリーンショットが撮れて、そのまま共有できる画面を表示してくれます。スクリーンショットは、そのまま保存してもいいですし、トリミング、回転、スタンプといった編集が可能で、メッセージを添えたりして、SNSやEメールで送るなど簡単に共有できるようになります。撮影した際使っていたアプリの情報も付加できるので、そのアプリをスマートパスで探してもらいやすいといった導線にもなっているのが特徴ですね。

――スクリーンショットを撮るには、ボタンを2つ同時に押さなくてはならないので、位置によってはタイミングが合わずに面倒なんですよね。画面を斜めになぞるだけでいいのは便利ですね。どんな画面でもスクリーンショットが撮れるんですか?

福山氏
 はい。初期設定は左上から右下になぞっていただければすぐに撮れますが、ワンセグなど、著作権上問題のあるものはできないように配慮しています。

――どの端末でもできると便利かなと思うのですが、難しいのでしょうか。

福山氏
 KDDI様と一緒にやらせていただいてるので、なかなか出しづらいとは思います。

シャープ独自の統合メーラー

――続いてメール機能へのこだわりについて教えてください。

福山氏
 EメールとSMSの統合メーラーを用意したのが大きなポイントです。これまではキャリア様のメールと、SMSがアプリとして分かれていたため、メールはこちら、SMSはこちら、と使いづらい状況になっていたと思います。そこで両者を1つのアプリで扱えるよう統合しました。

 このメーラーにはいくつか特徴があるのですが、1つめが、メールの「自動再送信機能」です。送信したときは圏内でも、送信中に圏外になってしまったようなときに、再び圏内に入ったら端末が自動で送信してくれる機能です。

 2つめが「予約送信機能」です。指定した日時にメールを送る機能なので、大事な記念日のメールですとか、忘れずに送りたいメールの送信や、リマインダーとして使っていただける便利な機能です。いずれもフィーチャーフォンでは当たり前の機能だったと思いますが、Androidのスマートフォンになってからはなかったと思います。

 3つめが、ピンチイン、ピンチアウトで文字サイズを簡単に変えられる、メールの拡大縮小の機能です。これまでは設定の中から文字サイズを選択していたと思いますが、設定を開かなくても、用意された文字サイズにあわせて、段階的に表示サイズを変えられるようになりました。

 さらに4つめとして「スケジュール連携機能」もあります。メール本文の中に日付と時間が入っているときに、アイコンが受信メールに表示されますので、それを押すことで、Googleカレンダーとの連携が可能になっております。

 ここはちょっと強調したい機能でもあるのですが、今まで機種変更などでご利用いただく際に、他のメーラーからの移行ができなかったことが大きな課題でした。そこで、今回はメールの移行ができるよう手を加えさせていただきました。移行の際、「メールの引越し」という導線を設けておりますので、バックアップのデータを入れたSDカードを入れていただければ、古い端末から「SHL22」の弊社のメーラーに簡単に移行できるようになっております。

――自社メーラーにこだわるのはなぜでしょうか。

後藤氏
 スマートフォンの中で、メールそのものが占めるウェイトが徐々に変わってきているのは事実だと思うんですけど、まだまだ使い勝手にはこだわらなくてはいけない部分もあるかなと思いました。シャープはフィーチャーフォンの時代から、メールソフトは結構がんばってきたところもありますので、まだまだ我々の独自性を出したいな、と考えてのことですね。キャリア様のメールアプリも進化してきていますが、我々としてもこの部分は今後もこだわっていきたいところではあります。

今後について

――今後もNo.1を目指して、バッテリー容量3000mAh以上の端末を出し続けるのでしょうか。

後藤氏
 これくらいのところが、スマートフォンの使用基準としては最低限と考えていますが、3日を達成したので、今後も電池寿命を最優先に4〜5日を狙いますかっていう話ではないんですよね。もちろん進化にあわせた消費電力の抑え込みはやらなくてはいけませんが、これ以外の機能の取り組みもあります。今のベースを最低限確保しながら、少しでも右上がりに使用時間をやっていくということが、実際のところかなと思いますね。

――無線LANで、IEEE802.11acに対応しています。この辺りはメーカーによって対応が異なります。今後のAQUOS連携など、なにか狙いがあるのでしょうか。

後藤氏
 今回はキャリアさんの要望で対応させていただきました。ただ、我々もテレビもやってる家電メーカーですから、そういう強みは本来もっともっと出さなきゃいけないと思っているところです。

――同時期に出てる他キャリア向けの夏モデルと比較しての話ですが、このモデルはフルセグ非対応です。なぜでしょうか。

後藤氏
 この夏の商品としてフルセグが1つのトレンドであることは承知していましたが、対応するならフルHDになったときがいいかな、と考えていますので、今後にご期待いただきたいです。

――最後に読者に一言お願いいたします。

福山氏
 電池もちもさることながら、Sweep ONやFeel UXなど、スマートフォンが初めてというお客様にも優しい端末になっておりますので、安心していろんな方に使っていただきたいと思います。

後藤氏
 IGZOというデバイスのよさというものを非常にわかりやすい形で実現できてる商品だと思うので、ぜひぜひ使っていただいて、体感してください。

――本日はどうもありがとうございました。

(すずまり)