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ドコモオリジナルブランド、割安価格のスマホ「MONO MO-01J」

 19日に発表された「MONO MO-01J」は、NTTドコモの2016年冬モデルとして発表されたAndroidスマートフォン。12月上旬に発売される。

 「MONO」は、NTTドコモが提供する新たなスマートフォンブランド。その1号機にあたる「MONO MO-01J」は、定番とされる機能を搭載しつつ、手頃な価格で提供される。製造メーカーはZTE。

 端末の価格は約3万円で、端末購入サポート(12カ月にわたり同一端末の利用が条件)により、実質負担額(一括)は650円程度になる見込み。

 マップやブラウザなどタッチ操作をストレスなく行えるよう、反応速度をチューニングするほか、広角で1300万画素のメインカメラ、500万画素のインカメラを搭載。LTEやVoLTE、防水・防塵仕様、ハイレゾ音源の再生など、日本のユーザーにあわせたスペックを搭載する。バッテリーの持ち時間は約80時間で、3日持ちと謳う。

 左側面の下部には、ワンタッチでマナーモードのON/OFFが可能なスライド式スイッチも用意する。本体にはストラップホールも装備している。USB端子はキャップレス防水に対応する。

 外観は背面パネルにもガラスを用いたほか、電源と音量のキーにはアルミ素材を採用し高級感も高めた。シンプルながらも作り込んだ「MONO」専用の着信音、アラーム音、壁紙、ウィジェットなどを搭載する。

 純正のブックタイプケースを別売りで用意。フタになるフラップにはICカード用ポケットを搭載している。

主な対応サービス

 ドコモメール、iコンシェル、dマーケット、はなして翻訳、スグ電、WORLD WING(LTE、3G、GSM)、ケータイ補償サービス、あんしん遠隔サポート、緊急速報エリアメールなど、ドコモが提供する主要なサービスにはほぼ対応する。

 ただし、おサイフケータイには非対応。ワンセグや赤外線通信、シンプルメニュー、生体認証機能なども搭載されない。

主な仕様

 約4.7インチ、720×1280ドットのTFT液晶ディスプレイを搭載する。CPUはMSM8952で、1.5GHz×4、1.2GHz×4のオクタコア。2GBのメモリ(RAM)と16GBのストレージを装備する。最大128GBのmicroSDXCカードを利用できる。OSはAndroid 6.0。

 下り最大150Mbps、上り最大50Mbpsで通信できる。国内の対応周波数帯はLTEが2GHz/1.7GHz/1.5GHz/800MHz。3Gが2GHz/800MHz。VoLTEをサポートする。SIMカードサイズはnanoSIMカード。

 メインカメラは1330万画素、インカメラは490万画素。Bluetooth 4.1、Wi-FiはIEEE802.11b/g/nに対応。非常用節電モードをサポートする。IPX7の防水、IP5Xの防塵性能を備える。

 バッテリーは2440mAh。連続待受時間はLTEで約580時間、3Gで約410時間、GSMで約360時間。連続通話時間はLTEで約620分、3Gで約710分、GSMで約660分。ドコモが想定する利用方法による電池持ち時間は約80時間。外部端子はmicroUSB。

 大きさは約136×69×8.8mm、重さは約138g。ボディカラーはWhite、Blackの2色。