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ドコモ、トヨタ、インテルなどが自動車ビッグデータの新アーキテクチャ開発へ

 インテル コーポレーション、エリクソン、デンソー、トヨタ自動車、トヨタIT開発センター、日本電信電話(NTT)、NTTドコモの7社は、コネクテッドカーの実現に必要な基盤づくりを推進する「Automotive Edge Computing Consortium」(オートモーティブ・エッジ・コンピューティング・コンソーシアム)の創設に向け活動を開始すると発表した。今後数カ月間、グローバルに参加企業や研究機関を募るとしている。

 発表では、コネクテッドカーとクラウド・コンピューティングに間でやり取りされるデータが、今後は膨大な量になり、それらを処理するために新しいシステムアーキテクチャが必要になると予想している。

 「Automotive Edge Computing Consortium」では、エッジ・コンピューティングや、より効率的なネットワーク構成技術を活用し、自動車の大容量通信と計算処理に、重点的に取り組んでいく。また、車載のモバイル機器の新しいユースケースの開発と要件定義を行い、標準化団体や業界コンソーシアムとの連携に活用するほか、最も効率的な分散・階層型コンピューティングの研究も推進する。