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スマホアクセサリーはケースが減少、充電器が増加―GfKの2017年上半期調査

スマホ販売は1280万台、SIMロックフリーは8%に

 GfKジャパンは、2017年の上半期(1月~6月)における家電、IT市場の販売動向をまとめたレポートを発表した。携帯電話端末の販売数量は前年と同等の1480万台だった。

 このうちフィーチャーフォン(従来型の携帯電話)は前年比13%減だったが、全体の86%を占めるスマートフォンが1280万台と下支えした。SIMロックフリーのスマートフォンは、スマートフォンのうち8%を占めている。

 ケースや液晶保護フィルム、充電器といったスマートフォン関連アクセサリーは、販売数量で見ると前年並、金額ベースでは2%増だった。ただ、内訳を見るとケースは7%減、液晶保護フィルムが前年並、充電器が9%増と、種別によって傾向が大きく異なる。

 このほかウェアラブル端末は50万台(前年比13%減)。減少の要因はフィットネストラッカーで39%の減少と大幅な落ち込みを見せた。一方でスマートウォッチは丸型ディスプレイタイプが好調だったとのことで、数量ベースで38%増えた。ウェアラブル端末の平均価格はスマートウォッチ、スポーツウオッチの拡大で前年同期より3割ほど上昇した。

 このほか法人向け市場のスマートフォンやタブレットなどの動向も明らかにされている。