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LINEと長野県、子どものいじめ・自殺対策で連携~アプリで悩み相談を受付

 LINEと長野県は、「LINEを利用した子どものいじめ・自殺対策に関する連携協定」を締結した。

 LINEアプリやその他のSNSなど、子どもが使う新しいコミュニケーション手段が多様化した一方で、「SNSいじめ問題」も生じている。LINEは独自の情報モラル教材を開発し、学校などでのワークショップを通じてその対策に取り組んできた。

 長野県との連携では、LINEアプリを活用し、子どものいじめ・自殺対策に取り組む。LINEアカウント「ひとりで悩まないで@長野」を開設。長野県内の中学・高校生を対象に、LINEを通じた悩み相談を受け付ける。あわせて、情報モラルやリテラシーに関する啓発コンテンツを配信する。

 悩み相談の受付は9月10日~23日の2週間で各日17時~21時。LINEのbot(自動応答)機能を通じて、電話やメールなどの悩み相談窓口の案内も行われる。相談結果などは分析され、今後の相談事業の検討に活用される。

 なお、長野県との連携協定に先立ち、LINEは滋賀県大津市とも同様の協定を締結している。