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Android 8.0 Oreo(オレオ)、Googleが発表

 Googleは、次期スマーフォン用OSの「Android 8.0 Oreo」を正式に発表した。慣例となっている、お菓子の名前が付けられるコードネームは、世界的に有名なクッキーの「Oreo」になった。2017年末までに、各メーカーがプリインストールやバージョンアップによりAndroid 8.0を提供するとしている。

 「よりスマートで、速く、パワフルで、甘い」と紹介される新しいAndroid 8.0のテーマは、「Open Wonder」。電源投入後の起動時間は2倍速くなる(GoogleのPixelの場合)ほか、バックグラウンドの動作は最小限に最適化される。オートフィルとして、ユーザーが許可すれば、SNSアプリのログインパスワードなどが記憶されるようになる。

 ピクチャー・イン・ピクチャーがサポートされ、たとえばビデオ通話の画面を小画面にして表示できる。ホーム画面上のアプリのアイコンに追加される通知のドットを押すと通知の内容が表示され、スワイプで消去も可能。インストールが不要なインスタントアプリは、ブラウザから起動が可能になっている。バッテリーはさらなる省電力化が図られる。60種類以上の新たな絵文字がサポートされ、デザインも一新される。

Android 8.0 Oreoのピクチャー・イン・ピクチャーと通知ドット機能
デザインが刷新されたAndroid 8.0 Oreoの絵文字
Android 8.0 Oreoの4つの特徴
Android 8.0 Oreo
ニューヨークの街中に展示されていたAndroid 8.0 Oreo(イベント後)