西松建設、SigfoxとIoTを活用した農作物の環境監視クラウドシステム

　西松建設は、LPWAとIoTを活用した傾斜監視クラウドシステムを農業分野に応用し、農作業の省力化を図るための環境監視クラウドシステムの実証実験を開始した。

　環境監視クラウドシステムは、LPWAのうち京セラコミュニケーションシステムが事業者となるSigfoxを採用し、現地に温度センサー、日射センサー、通信モジュールを設置することで畑やハウスなどの温度や日照を遠隔地でも把握できる。また、計測されたデータはクラウド上で管理され、温度などあらかじめ設定された計測値を超えた場合にはメールにて通知する機能を備えている。

実証実験の様子

　LPWAは省電力なことから、給電は乾電池のみで現地の配線が不要。1年程度は電池交換が不要となる。