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ソフトバンクと低軌道衛星通信のOneWeb、衛星通信サービスの提供に向けて業務提携

 ソフトバンクは、次世代低軌道衛星通信を手がけるOneWebと業務提携契約を締結した。両社は今後、OneWebの低軌道衛星通信サービスの提供に向けて事業展開を推進していく。

 OneWebは、ソフトバンクグループが出資する、衛星通信により世界中でブロードバンドサービスの提供を目指す米国企業。小型の低軌道衛星を大量に打ち上げてネットワークを構築する。

 同社は2019年2月に最初の衛星6基の打ち上げに成功している。2019年末からは毎月、一度に30基以上の衛星の打ち上げを行い、約650基の衛星で衛星コンステレーション(衛星群)を構築する。2021年にはサービスを開始する予定としている。

 両社はソフトバンクの技術力やノウハウを活用し、事業展開にむけた計画の遂行、エンドユーザー向けの商品開発、商業的パートナーシップの構築をともに進めていく。