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コカ・コーラアプリ「Coke ON」のアクセシビリティ機能が拡充、デジタル障害者手帳との連携で割引も

写真左から、日本コカ・コーラ 広報・渉外&サスティナビリティー推進本部 副社長 田中美代子氏、ミライロ 代表取締役社長 垣内俊哉氏、日本コカ・コーラ ベンディングオペレーション バイスプレジデント レハン・カーン氏、日本コカ・コーラ マーケティング本部 IMX事業本部 デジタルプラットフォーム部 ディレクター 宇川有人氏

 日本コカ・コーラは、コカ・コーラ公式アプリ「Coke ON(コークオン)」について、アクセシビリティ機能を拡充した新たなバージョンを公開した。高齢者や障害者向けに、利便性を高めたバージョンとなる。

アクセシビリティ機能について

 Coke ONアプリの操作画面における視覚情報だけでなく、スマートフォンのバイブレーションの触覚情報や、音声読み上げなどの聴覚情報を活用できるようにしたもの。

 アプリ内の文字や操作ボタンの大きさも拡大された。4月下旬には、音声によって自動販売機内の製品を選べる機能の追加も予定されている。

 Coke ONの継続的なユニバーサルデザイン対応の一環として導入された。日本コカ・コーラは、自動販売機について、飲料を購入する社会インフラのひとつと捉え、デジタル技術などの活用によってアクセシビリティや利便性の改善に取り組むとしている。

デジタル障害者手帳との連携も

 Coke ONでは、ミライロが提供するデジタル障害者手帳「ミライロID」との連携を4月8日に開始する。

 Coke ON内の登録ページからミライロIDの認証を行うことで、「Coke ON 障がい者割引」の対象となる。

 これにより、ドリンク購入時に受け取れるCoke ONスタンプが常時2倍になるほか、サブスクリプションサービス「Coke ON Pass」の割引などの特典を利用できる。