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ソフトバンクが新たな株主優待、PayPayポイント1000ポイント

 ソフトバンクは25日、取締役会において、普通株式に対して株主優待制度を新設することを決定した。対象の株主に対し、PayPayポイントを一律で1000ポイント付与する。

 同社の普通株式を1年以上かつ100株以上保有している株主が対象。初回の保有期間は2025年3月31日~2026年3月31日までで、受付期間などの詳細は追って案内される。

 株式の中長期的な保有を促し、投資家層の拡大を目指す。また、ソフトバンクの関連サービスであるPayPayの利用を通じ、事業に対する理解を深めてもらう狙いがある。

株式分割も実施

 2024年9月30日を基準日として、普通株式の分割も実施される。普通株式1株につき10株の割合で分割され、投資単位あたりの金額が引き下げられる。投資に対するハードルを下げ、株式の流動性の向上などを図る。

 株式分割の前後で普通株式を保有する株主については、所有株式数が10倍に増加し、1株あたりの純資産額は1/10に減少する。売買停止期間はなく、9月27日から新たな株価・保有株式数での取引になる。