中古携帯販売のイオシス、端末データ消去技術を開発


 イオシスは、中古携帯電話の端末データ消去技術「エコケーイレース」を開発した。

 「エコケーイレース」は、携帯電話内に記録された個人データの通常消去とともに、携帯電話各機種に最適化された消去用データを端末に上書きすることで前の使用者のデータを呼び出せないように書き換えるという技術。

 1996年より中古パソコンの販売を手がけてきたイオシスは、2008年10月に携帯電話の中古販売事業をスタート。2009年6月には月間2000万円を売り上げる事業に成長し、現在、東京と大阪に5店舗を構えている。同社によれば、携帯電話の買い取りを希望する法人/個人の多くは、携帯電話内に残された情報の消去について不安を持っているいるという。

 「エコケーイレース」は現在、イオシス社内での試験運用が開始されている。今後、同業者へのサービス提供を行う予定。

 

(津田 啓夢)

2009/7/7 12:51