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TCA、子供の携帯ルールを啓発するポスター配布


「マナーを守って正しくケータイを使える親子」をイメージしたロゴマーク

 電気通信事業者協会(TCA)は、携帯電話・PHSの使用ルールやマナーの必要性を呼びかける推進ロゴマークを制定し、そのロゴマークを記載したキャンペーンポスターを製作した。7月中旬より全国の地方自治体、警察署、図書館、小・中・高校、児童館などに配布する。配布枚数は約6万枚。

 同協会では、フィルタリングの必要性が本格的に叫ばれるようになった2006年から、毎年夏休み前のシーズンに同様の啓発キャンペーンを実施しており、今年で4回目となる。これまではフィルタリングサービスの告知をキャンペーンの目的としていたが、ここ3年間の普及啓発活動によってフィルタリングサービスの認知自体は高まってきたとして、今回は携帯電話の利用について親子で話し合う機会を持ち、自主的にルールを決めることを呼びかける。

 キャンペーンポスターにはルールの例として「危険なサイトにアクセスしないように、フィルタリングを利用する」「ケータイを使っても良い時間や場所を守る」といったものが挙げられているが、同協会業務部長の荒木浩一氏は「ルール化の一例は示しているが、そもそも携帯電話を利用するにあたってどういうことに気をつけなければいけないか、親子で考えるところからしていただければ」と話し、単にルールを決めれば良いのではなく、携帯電話がなぜ必要なのか、どのようなところに危険が潜んでいるのかということを各家庭で話し合うことが重要との考え方を示した。

 6月、石川県では小・中学生に携帯電話を持たせないよう保護者に要請する条例が可決されたが、荒木氏は「携帯電話にどういう機能があるか、どういう使い方ができるか、どういうところが危ないかを知らないで、ただ『持たなければいい』ということではない。フィルタリングも、それがどういうものなのかを知らずに使っていては意味がない」と述べ、持つ・持たないにかかわらず、携帯電話がどのようなツールであるかを正しく理解し、どのように接していくかを継続的に考えていくことが、子供たちの安心・安全を確保するためには必要と強調した。

 4月1日の「青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律」施行以降、罰則はないもののフィルタリングサービスの提供は法的な義務として定められている。同協会のまとめによれば、フィルタリングサービスへの加入件数(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、ウィルコム、イー・モバイルの5社合計)は昨年12月末時点で494万9370件、今年3月末時点で573万2450件、同6月末時点で593万498件と増加している。

キャンペーンポスター キャンペーンの趣旨を説明するTCAの荒木浩一業務部長

 



(日高 彰)

2009/7/10 19:34


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