ウィルコム、JAXAにW-VPN対応端末を2000台納入


 ウィルコムは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)に内線ソリューション「W-VPN」を供給する。

 W-VPNは、企業内の内線交換機(PBX)とウィルコム網をダイレクトに結び、内線番号のまま、オフィスとウィルコムPHS間の音声通話が定額になる法人向けソリューション。ウィルコム網内であれば全国どこからでも内線番号で発着信が行なえるため、たとえば、社内から内線番号をダイヤルして、外出先のスタッフを呼び出す際も内線とPHS間の音声通話となるため、通話料は定額となる。

 JAXAでは、7月より東京事務所にW-VPNを導入後、各地の拠点に配備する予定。最終的に、合計2000台のPHS端末が納入される。端末は日本無線製の「WX330J-Z」。同端末は防水機能を搭載したカメラ非搭載モデルとなる。

 ウィルコムでは、今後も積極的にサービスを販売・展開していく方針。

 



(津田 啓夢)

2009/7/21 13:53