東芝、モバイルWiMAX対応のノートPCとネットブック


ノートパソコン「dynabook SS RX2/T9JMA」
ネットブック「dynabook UX/27JBLMA」

 東芝は、モバイルWiMAX対応の通信モジュールを内蔵したノートパソコン「dynabook SS RX2/T9JMA」を7月24日から、同じくモバイルWiMAX対応のネットブック「dynabook UX/27JBLMA」を8月中旬から発売する。店頭価格はRX2が29万円前後、UXが7万円前後になる見込み。

 両製品ともにインテル製の通信モジュール「WiMAX/WiFi Link 5150」を搭載し、データ通信端末を装着しなくても、単体でモバイルWiMAXで通信できる。国内ではUQコミュニケーションズがWiMAXサービスを提供しており、UQのサービスかMVNOのサービスが利用できる。

 ノートパソコン「dynabook SS RX2/T9JMA」は、ストレージに128GBのSSDを採用したモデル。OSはWindows Vista Business SP1(XPダウングレードメディア付き)で、CPUはインテルCentrino 2 Core 2 Duo超低電圧版 SU9400(1.4GHz)、チップセットはインテルのGS45 Express、メモリは3GB(最大3GB)となる。SSDの読み出し速度は230MB/s、書き込み速度は180MB/sとなっている。バッテリーは12時間駆動で、堅牢性を考慮したボディ設計が採用されている。ディスプレイは12.1型、1280×800ドットの半透過型TFTカラー液晶。大きさは283×215.8×19.5mm(最厚部25.5mm)、重さは1013g。

 もう一方のネットブック「dynabook UX/27JBLMA」は、同社のネットブックとして初めてWiMAXに対応するモデル。OSはWindows XP Home Edition SP3、CPUはインテル製Atom N280(1.66GHz)、メモリは1GB(最大1GB)。ディスプレイは10.1型、1024×600ドットのTFTカラーClear SuperView液晶となる。ストレージは160GBのHDDで、アプリケーションとして「東芝HDDプロテクション」などが同梱される。また辞書ソフトなども用意される。大きさは263×192.3×25.4mm(最厚部30.8mm)、重さは約1.18kg。バッテリーで約4時間駆動する。



(関口 聖)

2009/7/23 12:33