携帯・PHS各社、山口県の集中豪雨で支援措置


 NTTドコモは、集中豪雨で被災した山口県防府市、山口市のユーザーに対し、料金支払期限の延期などの支援措置を行う。

 今回の措置は、山口県防府市と山口市において集中豪雨による被害が発生し、災害救助法が適用されたことを受けて実施されることとなった。振込用紙で利用料を支払っているユーザーに対しては、7月請求分の支払期限が8月31日まで延期される。また7月24日~8月23日まで、対象地域のユーザーの携帯電話については、破損・故障の修理代金が半額になる。このほか同社では陸上自衛隊中部方面隊や防府市災害対策室へ携帯電話を、避難所へ充電器を貸し出している。

 KDDIでは、自治体に対して携帯電話や充電器の貸出を行っている。貸し出された製品は、避難所に設置されているという。また利用料を納めていないユーザーへの督促は一時的に停止している。

 ソフトバンクモバイルでは、7月中に届く請求書について支払期日を1カ月延長する。また、イー・モバイルでは被災地域のユーザーの利用料について、振込用紙で支払っている場合、請求日を1カ月延長するほか、故障した端末の修理費用を一部減免する。

 ウィルコムでは7月中に支払期日が来るユーザーに対して、支払期日を2カ月延長する。8月中に支払期日がある場合は、1カ月の延長となる。

(関口 聖)

2009/7/24 17:42