モトローラとNECがKDDIのLTE基地局ベンダーに


 モトローラとNECは、KDDIにLTE無線基地局装置ベンダーとして選定されたと発表した。

 KDDIは、次世代(3.9G)の移動通信システムとして、W-CDMAを発展された「LTE」を導入するとすでに発表している。今回、モトローラとNECがそれぞれ、KDDIにLTEの基地局装置ベンダーとして選定されたことを発表した。KDDIは2012年12月に商用サービスを開始する予定で、800MHz帯および1.5GHz帯が利用される見込み。

 LTEは3GPPにより標準化が進められている3.9世代の通信方式で、データ通信速度は理論値で下り100Mbps、上り50Mbpsという高速通信が実現される。

 



(太田 亮三)

2009/8/20 12:10