ソフトバンク、8月31日より「待ちうた」本格スタート


 ソフトバンクモバイルは、呼び出し音を好みの楽曲などに変更できるサービス「待ちうた」を8月31日より本格提供する。利用料は月額105円で、事前申し込みが必要となる。

 「待ちうた」は、電話をかけてきた相手に聞こえる「プルルル……」といった呼び出し音を変更できるサービス。他社では、NTTドコモの「メロディコール」、auの「EZ待ちうた」という名称で既に提供されてきたが、ソフトバンクモバイルでは、今回より提供されることになった。

 8月21日~30日まではSMAPの楽曲のみが先行サービスとして「待ちうた」に設定でき、31日からはコンテンツプロバイダが用意する楽曲が利用できるようになる。設定用の楽曲を購入すると、最大20曲まで「楽曲リスト」に自動登録される。聴かせたい相手を最大9グループ(1グループ10名まで)に分類してグループごとに異なる楽曲を再生できる。また、複数の楽曲をランダムに流すこともできる。設定しない場合は、初期設定の楽曲が流れる。

 ソフトバンクモバイルでは、同社ユーザー宛に電話すると「プププッ」という専用の音(ソフトバンク呼び出し音)が流れるようになっているが、「待ちうた」を設定した場合、まず「ソフトバンク呼び出し音」が流れ、次いで「待ちうた」が流れる。

 設定した「待ちうた」を聴けるのは、同社ユーザーのほか、他社の携帯電話や固定電話など。テレビ電話や転送電話などでは聴けないことがある。8月31日時点では、「アニメロミックス♪コール」(ドワンゴ)や、「Enta!naコール公式」(KLab)、「music.jp呼出し!」(エムティーアイ)などの待ちうたサイトがオープンする。

 



(関口 聖)

2009/8/25 16:42