富士通テンのカーナビと「EZカーナビリンク」が連携


 富士通テン、KDDI、沖縄セルラーは、富士通テンのカーナビゲーションシステムとauの「EZカーナビリンク」を連携させると発表した。対応機種では9月1日より利用できる。

 「EZカーナビリンク」は、KDDI、トヨタ自動車、ナビタイムジャパンの3社により共同開発され、2009年5月より提供されているサービス。携帯電話で観光スポットなどの情報を検索し、Bluetooth経由でカーナビに転送できる。当初はトヨタ純正ナビでのみ利用でき、5月下旬にはヤフーから対応サービスが提供されているようになっていた。

 一方、富士通テンのカーナビ「ECLIPSE(イクリプス)」には、「ケータイリンクAVN」と呼ばれる機能が用意されている。これは、EZカーナビリンクと同じように、携帯電話向け地図サイトなどで検索した情報をカーナビに取り込んで目的地として設定できるというもの。今回、「ケータイリンクAVN」と「EZカーナビリンク」が互いに対応したことで、auの携帯電話とECLIPSEシリーズが連携できるようになった。

 対応のカーナビは、「AVN779HD」「AVN669HD」の2機種で、9月1日よりサービスが利用できる。なお、EZカーナビリンクでは自動車メーカーの純正ナビのみサポートされていたが、市販のカーナビが利用できるのは今回が初めて。

 



(関口 聖)

2009/9/1 16:06