日本通信、法人向け端末にパンデミックなど非常時特別プラン


 日本通信は、法人向けのデータ通信サービス「I・Care3G」において、新型インフルエンザやパンデミックといった非常時向け特別プランを9月16日より提供する。

 「I・Care3G」は、ドコモのFOMA網を利用した法人向けのデータ通信サービス。USBドングル型の通信端末を利用して、企業内イントラネットへの接続などを含めた通信ソリューションとなり、通信端末の利用方法などに応じて企業毎に定額料金を設定する「ジャストフィット定額」に対応する。

 日本通信ではこの「I・Care3G」に、導入コストを抑えて回線維持できる「非常時通信用プラン」を提供する。同プランは、データ通信端末購入後(1万4760円、24回払い、12回払い、一括対応)、最初の24カ月は緊急時に利用した分の通信料(1分20円)のみ請求される。つまり、24回払いなら1回線あたり月額615円、12回払いなら月額1230円で回線が維持可能で、通常業務でモバイルデータ通信を利用しないスタッフの緊急用回線などとして活用できる。

 1社あたり10回線から契約可能。なお、25カ月以降は月額350円+ユニバーサルサービス料がかかる。

 

(津田 啓夢)

2009/9/10 18:51