ドコモの「N2502」用Linux対応ドライバーソフトが登場


 応用電子は、NTTドコモのNEC製データ通信端末「N2502」をLinux搭載機器で利用できるようにするドライバーソフトを公開した。

 「N2502」は、2008年3月に発売されたコンパクトフラッシュ(CF)型データ通信端末。FOMAハイスピード(HSDPA方式)に対応しており、下り最大7.2Mbpsで通信できる。今回、応用電子では、複数のLinuxカーネルに対応させたドライバーソフトを公開した。

 対応カーネルは、2.6.17、2.6.20、2.6.23、2.6.24、2.6.27、2.6.28となる。元になったドライバーソフトは、GPL(GNU General Public License)、LGPL(Lesser General Public License)に基づいてライセンスされており、同社が複数のカーネルに対応させるための改訂を行っている。なお、ドライバーソフトの動作について、同社では保証を行わない。

 

(関口 聖)

2009/9/15 12:34