ソフトバンク、緊急地震速報対応の「831N」を18日発売

ブラック

　ソフトバンクモバイルは、緊急地震速報に対応したNEC製3G端末「831N」を9月18日に発売する。なお、ソフトバンク向け緊急地震速報は、11月下旬以降に開始される。

　「831N」は、折りたたみ型の3G端末。最大震度5弱以上と推定される地震を検知した場合、気象庁が発する「緊急地震速報」を受信できる。NTTドコモやauでは対応機種が発売されているが、ソフトバンク端末では「831N」が初の緊急地震速報対応機種となる。

　使いやすさに注力したことも特徴の1つとされ、周囲がうるさい状況でも相手の声を聞き取りやすくする「ハイパークリアボイス」、メニューの文字サイズを大きくする「拡大もじ」などが用意されている。またヒンジ部には「ワンタッチオープン」ボタンがあり、押すだけで端末を開くことができる。

　約3インチ、240×427ドット（フルワイドQVGA）で26万色表示のモバイルシャインビュー液晶ディスプレイや、約200万画素のCMOSカメラ、microSDカードスロット（最大2GB）を備える。ワンセグや音楽再生機能、3Gハイスピード（下り最大3.6Mbps）、デコレメール、おサイフケータイ（S!FeliCa）をサポートする。GPSやBluetoothは非対応となる。大きさは約49×105×16.6mm、重さは約117g。ボディカラーは、シルバー、ブラック、ピンクの3色。

　なお、緊急地震速報への対応時期は各都道府県によって異なる。2009年11月下旬～12月末の対応エリアは、佐賀/長崎/熊本/宮崎/鹿児島の5県、2010年1月初旬～2月末の対応エリアは、北海道/青森/岩手/秋田/山形/宮城/福島/新潟/富山/石川/福井/島根/鳥取/岡山/広島/山口/香川/愛媛/高知/徳島/福岡/大分の1道21県、2010年3月初旬～5月末の対応エリアは、東京/神奈川/千葉/埼玉/茨城/栃木/群馬/長野/山梨/静岡/愛知/岐阜/三重/滋賀/京都/大阪/奈良/兵庫/和歌山/沖縄の1都2府17県となる。

シルバー	ピンク