ソフトバンク、「iPhone for everybodyキャンペーン」を再延長


 ソフトバンクモバイルは、iPhone 3G/3GSの割引キャンペーン「iPhone for everybodyキャンペーン」を2010年1月31日まで延長すると発表した。

 「iPhone for everybodyキャンペーン」は、2年契約と「パケット定額フル」の適用を条件に、端末の実質負担額の割引などを盛り込んだキャンペーン。ソフトバンクモバイルの直営店で、新規契約で24回分割払いの新スーパーボーナスを適用した場合、今回のキャンペーンによる端末の実質負担額は、iPhone 3G 8GBモデルで月額0円(割賦1280円×24カ月、月月割1280円×24カ月)、iPhone 3GS 16GBモデルで月額480円(割賦2400円×24カ月、月月割1920円×24カ月)、iPhone 3GS 32GBモデルで月額960円(割賦2880円×24カ月、月月割1920円×24カ月)となる。

 なお、ソフトバンクの「実質負担額」とは、端末の毎月の分割払いの金額から、月月割の割引額を差し引いた金額のこと。ただし、月月割は通話や通信料などへの割引サービスとなるため、いわゆる端末販売価格とは異なる。iPhoneの利用には別途基本利用料や通信料などが発生する。今回のキャンペーンは2年契約となるため、中途解約の場合違約金(契約解除料)がかかる。

 また、「iPhone for everybodyキャンペーン」では、パケット定額オプションの上限額も引き下げられる。通常の「パケット定額フル」では月額1029円~5985円だが、キャンペーンを適用すると、月額1029円~4410円となる。

 「iPhone for everybodyキャンペーン」は2009年2月27日にスタートし、当初は5月31日までとされてきた。しかし、5月後半には9月30日までの期間延長が発表され、さらに今回、2009年1月31日まで再延長された。ソフトバンクモバイルでは、延長の理由を「キャンペーンが好評のため」としている。キャンペーン適用者の比率は公表されていないが、通常契約よりも多くのユーザーが適用しているという。

 



(津田 啓夢)

2009/9/16 18:09