録画番組をワンセグ形式で持ち出せる「ハイビジョンDIGA」新製品


 パナソニックは、ハイビジョンDVD/HDDレコーダー「ハイビジョンDIGA(ディーガ)」の新製品「DMR-XP200」「DMR-XE100」を10月15日に発売する。

 「DMR-XP200」「DMR-XE100」は、地上デジタル放送対応のDVD/HDDレコーダー。「DMR-XE100」は地上デジタル放送専用だが、「DMR-XP200」は地上アナログ放送やBS/110度CS放送もサポートする。

 「DMR-XP200」では、録画した番組をワンセグ形式でSDカードに転送できる「ワンセグ持ち出し」機能が用意されている。同機能では、番組を録画する際、同時にワンセグ放送も録画しておき、SDカードにワンセグ形式の番組データを転送する。1時間の録画番組を最速40秒程度で転送でき、外出先でも携帯電話などで視聴できる。初期設定ではオフになっており、利用時にはユーザー側で「入」に設定する。地上デジタル放送の番組録画のみ利用できるが、番組によっては地上デジタル放送とワンセグ放送で内容が異なることがあり、その場合はワンセグ側の放送を楽しむことになる。

 このほか、「DMR-XP200」には、同社製のデジタルカメラで撮影したハイビジョン映像(AVCHD/AVCHD Lite)の再生・保存ができる機能が用意される。両機種でサポートされる機能は、ノイズを抑えた高画質録画・再生の「HDオプティマイザー」、データ放送をカットして録画する機能、ダビング10、録画番組を見やすく表示する「録画一覧」、1つのチャンネルの番組表を最大8日分表示する「チャンネル別番組表」など。

 HDD容量は、「DMR-XP200」が500GB、「DMR-XE100」が320GB。大きさは「DMR-XP200」が430×59×244mm、「DMR-XE100」が430×59×242mm。

 

(関口 聖)

2009/9/28 14:44