無線充電の業界団体にノキア参加


 無接点充電技術の普及促進を目指す業界団体、ワイヤレスパワーコンソーシアム(Wireless Power Consortium、WPC)は、同団体にノキアが参加したと発表した。

 WPCは、携帯電話など小型機器向け無線充電(無接点充電)規格の策定や普及促進を目的とした業界団体。2008年12月に設立され、これまでに充電技術「気(Qi)」の「バージョン0.95」を発表している。既にDuracell、ホシデン、ナショナルセミコンダクター、オリンパス、フィリップス、サムスン、三洋電機、テキサス・インスツルメンツ、ST-エリクソンなどが参画している。

 今回の発表により、ノキアが同団体に参画することになった。ノキアのデバイスR&D担当ディレクターであるMarkku Verkama氏は「無接点充電技術は、バッテリー充電の使い勝手を改善する大きな可能性を持っている」とコメント。WPCへの参加により、普及活動をサポートするとしている。

 



(関口 聖)

2009/9/30 16:43