auの「au BOX」、新規受付を終了


 KDDIは、テレビで音楽・映像サービスなどを利用できるようにする専用端末「au BOX」について、10月31日で新規受付を終了する。同社では、「予定台数に達するため」と説明している。

 「au BOX」は、テレビに繋げて音楽・映像サービスを利用でき、携帯電話とも連携できる機器。いわゆるセットトップボックスと呼ばれる製品で、テレビを使って、LISMOの音楽・映像サービスを楽しんだり、音楽CDから携帯電話へ楽曲を転送したりできる。2008年11月1日より、月額315円のレンタルサービスとしてスタートし、開始から2カ月弱で10万契約、2009年6月時点で29万契約に達していたが、開始から1年で新規受付を終了する。

 新規受付は終了するものの、au BOXおよび関連サービスは今後も利用できる。サポートも継続して提供され、引き続きau BOXを利用できる。KDDIでは「公表はしていなかったが、提供台数はあらかじめ決まっていた」と説明。なお次期モデルの提供については「現時点ではコメントを控える」としている。

 



(関口 聖)

2009/10/1 11:27