富士通、ケータイデザインコンテストの受賞作発表


グランプリの「Gesture」(作者:Jin-gwon GO)

 富士通と富士通デザインは、優れた携帯電話のデザインを募るコンテスト「FUJITSU モバイルフォンデザインアワード2009」の選考結果を発表した。グランプリなど24作品が選ばれている。

 「FUJITSU モバイルフォンデザインアワード2009」は、デザイン関連のNPO法人であるDESIGN ASSOCIATIONと協力し、一般から携帯電話のデザインを募集するコンテスト。商品化の可能性がある「リアル部門」と、自由な発想を求める「ドリーム部門」で募集された。

 6月5日~7月31日の募集期間中、約2000点の作品が寄せられた。プロダクトデザイナーの喜多俊之氏、アートディレクターの水野学氏、グラフィックデザイナーでDESIGN ASSOCIATION会長の浅葉克己氏、日経デザイン編集長の下川一哉氏、富士通の経営執行役モバイルフォン事業本部長の佐相秀幸氏、富士通デザイン代表取締役社長の加藤公敬氏の6名が審査員を務め、今回24作品が受賞作品として発表された。

 グランプリは、携帯電話を振って操作する「Gesture」(作者:Jin-gwon GO)が選出され、準グランプリ(リアル部門)は子供向けの洗える携帯電話「soap.」(作者名:YAN)、準グランプリ(ドリーム部門)は紙のように薄く折りたたんだり開いたりして使う「FOLD-A-PHONE」(作者名:Hanna Sahlen/Sachiko Munakata)となった。このほか審査員特別賞6作品、入選15作品が発表されている。

 グランプリ、準グランプリ、審査員特別賞の9作品は、幕張メッセで開催中の展示会「CEATEC JAPAN 2009」で展示されている。

準グランプリ(リアル部門)の「soap.」(作者名:YAN)準グランプリ(ドリーム部門)の「FOLD-A-PHONE」(作者名:Hanna Sahlen/Sachiko Munakata)

 



(関口 聖)

2009/10/6 16:52