米MS、WM6.5搭載「Windows Phone」の詳細を発表


 米マイクロソフトは、世界市場で各社から発売されるWindows Mobile 6.5搭載端末の詳細を発表した。同社は「Windows Phone」として紹介しており、詳細な機種のリストや、対応サービスを紹介している。

 Windows Phoneとして展開されるWindows Mobile 6.5搭載端末では、バックアップやデータの同期と管理、パソコンとの連携、遠隔データ消去といったサービスが提供される無料の「MyPhone」と、コンテンツ配信プラットフォームの「Windows Marketplace for Mobile」が大きな特徴。MarketplaceはWM6.5から利用できるサービスとなっている。

 各メーカーの端末もマイクロソフトから発表されており、メーカーとしてAcer、HP、HTC、LG Electronics、Samsung、Sony Ericsson、東芝の各モデルが紹介されており、米国、欧州など地域別の発売機種も案内されている。

HTC ImagioSamsung Intrepid
HTC PureHTC Tilt 2

 

 日本ではキャリアからの発表により製品ラインナップが明らかにされる予定で、現時点でWindows Mobile 6.5搭載端末の日本市場での発売時期は「秋以降」(マイクロソフト広報)とされている。また、「Windows Marketplace for Mobile」は日本でも対応端末が登場次第利用できるようになる予定で、有料コンテンツはWindows Live IDでのクレジットカード決済になる見込み。

 なお、10月6日から幕張メッセで開催されている「CEATEC JAPAN 2009」の東芝ブースでは、NTTドコモが発売した「T-01A」の海外版「TG01」と見られる機種にWindows Mobile 6.5を搭載し、デモ展示が行われている。

 



(太田 亮三)

2009/10/7 15:33