KDDI、メモリカード非対応の京セラ製法人向けモデル「E07K」


 KDDI、沖縄セルラーは、メモリカード非対応の京セラ製の法人向けCDMA 1X WIN端末「E07K」を10月29日に発売する。

 「E07K」は、メモリカードスロット非搭載とすることで情報漏洩リスクを低減した法人向けの折りたたみ型端末。本体を閉じると自動的に端末ロックがかかる「とじるとロック」、待受画面で一定時間が経過すると自動的にロックがかかる「オートロック」といった端末ロック機能が用意されている。また、遠隔操作によるロック機能や端末内データの消去機能なども利用可能。

 KDDIの法人向けアプリパック「ビジネス便利パック」がプリセットされており、カメラ機能を利用して文章やノート、名刺、ホワイトボードに書かれた情報をデジタルデータにできる「scanR」などが利用できる。このほか、京セラ製携帯電話に搭載されている、待受画面上にショートカットやメモ機能が貼り付けられる「ペタメモ」や、待受画面からネット検索や経路検索、地図検索などが利用できる「すぐ文字」機能も用意されている。

 ディスプレイは2.7インチ、240×400ドット、26万色表示のIPS液晶を搭載。カメラ機能はオートフォーカス付きの197万画素CMOSカメラを装備する。データフォルダ容量は約100MB。

 このほか、EZナビウォークやドキュメントビューアー、赤外線通信機能などに対応し、ワンセグや音楽/映像再生機能には非対応となる。

 大きさは約48×100×17.3(最厚部17.8)mmで、重さは約104g。連続通話時間は約260分で、連続待受時間は約380時間。

 

(津田 啓夢)

2009/10/13 14:18