2009年8月の携帯・PHS出荷数、景気低迷で200万台割れ


 電子情報技術産業協会(JEITA)は、2009年8月の携帯電話・PHSの国内出荷実績を発表した。

 携帯電話とPHSを合計した総出荷数は、前年同月比88.8%の192万3000台となり、14カ月連続で前年割れを記録した。また、8月は4カ月ぶりに総出荷数が200万台に満たなかった。JEITAでは、こうした結果を受けて、「依然として、国内景気後退の影響を強く受けているものと思われる」と分析している。

 携帯電話とPHSのそれぞれの出荷数は、携帯電話が186万9000台(前年同月比89.7%)、PHSが5万4000台(前年同月比65.6%)となった。携帯電話・PHSともに14カ月連続の前年割れとなる。

 このほか、ワンセグ対応の携帯電話は、前年同月比75.7%の134万2000台となった。

 



(津田 啓夢)

2009/10/14 12:27