ドコモ、「Web制限」利用ユーザー向けメニューを提供


 NTTドコモは、主に子供の利用などに向けたFOMAのアクセス制限サービス「Web制限」において、iMenuの代わりに必要な情報を分かりやすくまとめた「Web制限メニュー」を12月4日より提供する。

 今回提供が開始される「Web制限メニュー」は、「Web制限」を契約中のユーザーが利用できるiモードサービスのメニュー画面。表記はひらがな中心で子供にも読みやすくなっている。メニュー項目には、災害時に「さいがいようでんごんばん」が表示されるほか、「マイメニュー/マイボックス」と、保護者に向けのサポート情報、メール設定、お知らせなどを含む「おうちの人へ」が掲載される。

 すでに「Web制限」を利用している場合で、複数から選べるiMenu設定が「おまかせ」に設定してある場合、12月4日以降、順次自動的に「Web制限メニュー」に切り替わる。12月4日以降に「Web制限」を申し込んだ場合は、iMenu設定が「おまかせ」に切り替わった上で「Web制限メニュー」が自動的に表示される。iMenu設定を「おまかせ」以外に設定すれば、ほかのiMenuを表示できる。

 iMenu設定は、iMenuの「お客様サポート」→「各種設定(確認・変更・利用)」→「その他サービス設定・確認」から変更できる。

 「Web制限」はFOMAにけるアクセス制限サービスの1つで、24時間、端末からWebサイトへのアクセスを制限(禁止)するサービス。iモードメールは利用できるほか、ドコモが提供する一部のWebサイトにはアクセスできる。利用には申込みが必要で、利用料は無料。このほか、22時~翌朝6時までの、夜間のWebサイトへのアクセスを制限する「時間制限(夜間)」も用意されている。

 



(太田 亮三)

2009/10/16 14:00