アクティブエルダー層向けの第2弾「URBANO BARONE」


プレミアムブラック

 「URBANO BARONE」(アルバーノ・バローネ)は、40~50代の男性に向け使いやすさと質感を両立させた折りたたみ型の端末。2010年1月下旬に発売される予定。

 使いやすさやモノへのこだわりを重視する40~50代の男性をターゲットにした「URBANO」シリーズの第2弾。昨年発売された第1弾のURBANOはシャープ製だったが、今回はソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製。往年のソニー製品に大きく影響を受けた世代をターゲットにしている。

 ボディデザインは、傾斜やラウンドフォルムを組み合わせ、持ちやすさやスーツ姿へのフィットを考慮。カラーバリエーションはラグジュアリーオリーブとプレミアムブラック、グレイスフルピンクの3種類だが、オリーブとブラックは濃い色のつや消し塗装となっていてる。ディスプレイ側の背面には有機ELのサブディスプレイが搭載されている。

 文字入力が行いやすい大型のテンキーを搭載しているほか、使いやすさとスタイリッシュさを追求したユーザーインターフェースを搭載する。たとえばプリセットされているブラックタイプのメインメニューは、項目が9個に絞られていて、シルバー層向けの簡単ケータイほど機能をそぎ落としてはいないが、シンプルな使いやすさが考慮されている。

 歩数計など健康関連機能も充実している。歩数計は専用アプリ「MyWalkアプリ」を搭載。auの提供する「Run&Walk」のようなオンラインサービスとの連携機能はないが、オフラインで過去の歩行履歴を管理できるなど、単体でで活用できるように作られている。なお、URBANO BARONEはこのMyWalkアプリとは別にRun&Walkにも対応している。

 このほか、TANITA製の体組成計との連携機能なども用意されている。ただし発売まで間がある開発中の端末だったため、発表会の展示ではMyWalk関連機能などは利用できなかった。

 カメラは約514万画素のCMOSカメラで、AFや手ぶれ補正をサポート。最大16GBまでのmicroSDHCカードが利用できる。microSDカードスロットはバッテリーを外したところに内蔵されている。

 ソニー製のBlu-rayレコーダーの「おでかけ転送」にも対応する。ワンセグ、おサイフケータイ、Bluetooth、グローバルパスポート CDMAをサポート。「カンタン絵文字選択」機能のほか、デコレーションピクチャは100種類を搭載。日本語入力システムは英語の予測変換にも対応したPOBox Pro 3.0E。

 ディスプレイは約3インチのフルワイドVGA液晶。大きさは約108×50×16.3mm(暫定)で重さは約130g(暫定)。連続通話時間などは未公表。イヤホンマイク端子は用意されず、電源・データ通信端子に統合されている。ボディカラーはラグジュアリーオリーブ、プレミアムブラック、グレイスフルピンク。

 なお、auの公式メニュー内、エリア情報→グルメ・タウンガイド・行政→タウンガイド→全国にて、URBANOシリーズのイメージを反映させた「大人の価値を追求するケータイ雑誌」というコンセプトで「URBANO MAGAZINE」が提供されている。こちらはURBANOシリーズ以外の端末からも利用可能。

ラグジュアリーオリーブグレイスフルピンク

 



(白根 雅彦)

2009/10/19 11:54