AT&Tやノキア、サムスンなど12社、LTE向け音声・SMS仕様を公開


 AT&T、Orange、Telefonica、TeliaSonera、Verizon、Vodafone、アルカテル・ルーセント、エリクソン、ノキアシーメンスネットワークス、ノキア、サムスン電子、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズの12社は、次世代の通信方式「LTE」用音声/SMSサービスの仕様を発表した。

 今回発表された仕様は、LTE(Long Term Evolution、3.9世代とも呼ばれる通信方式)で音声通話サービスやSMSサービスを実現するためのもの。12社により開発され、「One Voiceイニシアティブ」という名称で活動していく。サービス品質などの面で、ユーザーが求めるものにするには、3GPPで定められたIMS(IP Multimedia Subsystem)を元にした仕組みが最適なアプローチと考えられており、本技術仕様に従うことで国際ローミングや相互運用性に役立つという。

 バージョン1.0の仕様書が「One Voice Voice over IMS profile」としてPDF文書で公開されている。

 



(関口 聖)

2009/11/6 13:24