ドコモ、データバックアップサービスを機能拡張


 NTTドコモは、2009年秋冬春モデルより、「ケータイデータお預かりサービス」を提供する。

 従来ドコモでは、「電話帳お預かりサービス」として、電話帳やメール、画像、スケジュール、トルカなどのデータをサーバーに保存するサービスを提供してきた。今回のサービス拡充に伴って、サービス名称が「ケータイデータお預かりサービス」となる。

 「ケータイデータお預かりサービス」では、手動更新のみだった画像バックアップ機能が自動更新になり、画像1枚あたりのサイズも100KBから10MBに大きくなる。一括ダウンロードや一括アップロードにも対応する。携帯電話の画像フォルダ内には「自動お預かり」というフォルダが用意されており、同フォルダに保存した画像は、サーバーへアップロードされる。カメラ撮影時の自動保存先を同フォルダに設定しておけば、撮影した画像をどんどんサーバーへアップロードできる。

 保存容量は100MBで、利用料は月額105円となる。保存容量については今後の拡充も検討されているという。保存容量の上限に達すると、エラーとなり、新たなデータは追加できない。今後は、アップロードした画像を友人に見せられるよう共有できる機能や、オンラインプリントサービスと連携する機能の追加が予定されている。

 

(関口 聖/津田 啓夢)

2009/11/10 23:59