ドコモの「T-01A」、不具合を解消するソフト更新


 NTTドコモは、東芝製「T-01A」に複数の不具合があるとして、ソフトウェア更新サービスの提供を開始した。

 今回明らかにされた不具合は、お知らせLEDが点灯、あるいは消灯したままになることがあるというもの。また、本体を充電したまま放置すると、再起動することもある。このほか、アプリケーション起動が正常に行われないという事象も報告されている。

 ソフトウェア更新は、パソコンで専用サイトにアクセスし、更新ファイルをダウンロードしてから「T-01A」に転送して処理する形となる。更新は約3分~5分で完了し、画像やアドレス帳などのデータを端末内に残したまま行えるが、ドコモでは重要なデータはバックアップするよう案内している。また更新後には、ソフトウェア更新完了を通知するため、T-01Aの製造番号(IMEI)がサーバーへ送信される。この際、契約プランによっては、パケット通信料が発生することがある。

 なお、「T-01A」に対しては12月以降、Windows Mobile 6.5へのアップデータが提供される予定。Windows Mobile 6.5にバージョンアップすれば、Webブラウザ「Internet Explorer Mobile 6」、アプリ配信サービス「Windows Marketplace for Mobile」、データ同期サービス「My Phone」が利用できるようになる。

 

(関口 聖)

2009/11/12 15:44