シャープの「NetWalker」、辞書収録メモリカード同梱モデル


 シャープは、小型軽量のインターネット端末「NetWalker(ネットウォーカー) PC-Z1」に辞書コンテンツ入りメモリカードを同梱する「NetWalker PC-Z1J」を12月4日に発売する。オープンプライスだが、店頭価格は5万円前後になる見込み。

 「NetWalker PC-Z1J」は、従来版のNetWalkerに辞書機能付き専用メモリカード(コンテンツ入りmicroSDカード)を同梱したモデル。コンテンツカードには、「広辞苑 第六版」や「新英和中辞典(第7版)」など7種類の辞書コンテンツが収録されており、NetWalkerを電子辞書として利用できる。専用の「辞書閲覧ソフト」を使えば、同じキーワードで、インターネット上の約1000種類の辞書コンテンツを検索できる。また、12月下旬にオープンする予定の専用電子書籍販売サイト「NetWalkerライブラリー」でコンテンツを購入して、電子ブックとして楽しむこともできる。

 ボディカラーはホワイト、ブラック、レッドの3色。大きさは約161.4×108.7×19.7(最厚部24.8)mm、重さは約409g。14mmピッチのQWERTYキーボードや、光ポインティングデバイスを装備する。ディスプレイは5インチ、1024×600ドットのタッチパネルで、無線LAN機能(IEEE802.11 b/g)をサポートする。OSはUbuntu 9.04で、約10時間駆動し、約3秒以内のクイック起動が可能となっている。

 同社では、辞書機能を収録したコンテンツカードをオプションとして単体発売することも検討しているという。

 



(関口 聖)

2009/11/19 17:45