米Wind River、Androidの商用プラットフォーム発表


 米ウインドリバーは、Android OSの商用版プラットフォーム「Wind River Platform for Android」の提供を開始した。

 「Wind River Platform for Android」は、テキサス・インスツルメンツのOMAP3プロセッサに対応したAndroidの商用版プラットフォーム。AndroidのSDK(ソフトウェア開発キット)と互換したプラットフォームで、アドビやパケットビデオ、レッドベンド・ソフトウェアの各ソフトウェアを統合して提供される。

 また、Androidのユーザーインターフェイスに関連する拡張機能や起動画面、ジェスチャー操作などのパーソナル化オプションや、音楽プレーヤー、パフォーマンス管理機能なども用意される。端末メーカーはこうしたプラットフォームを利用することで、Android端末を迅速に市場に投入できるとしている。

 

(津田 啓夢)

2009/12/9 13:54