2010年上期のユニバーサルサービス料、1番号あたり月額8円に


 電気通信事業者協会(TCA)は、認可申請していた2010年上期のユニバーサルサービス料が認められたと発表した。

 ユニバーサルサービス料は、「ユニバーサルサービス制度」によりユーザーが支払う料金のこと。同制度では、NTT東西が提供する固定電話(加入電話)、公衆電話、緊急通報(110番など)を維持することを目的としており、運営費用の一部が補填される。半年に一度、見直される。

 TCAでは9月、2010年上期に適用するユニバーサルサービス料を1番号あたり月額8円(税込8.4円)と算出し、総務大臣に対して認可申請を行った。その結果、今回申請が認められた。実際の料金に反映されるのは、2010年2月ごろになる予定で、携帯電話事業者などから改めて発表される見込み。

 



(関口 聖)

2009/12/15 19:11