2009年11月の携帯・PHS出荷数、前年比9割も300万台超に


 電子情報技術産業協会(JEITA)は、2009年11月度の国内携帯電話・PHS出荷実績を発表した。携帯電話・PHSの出荷数は、3カ月ぶりの前年割れとなったものの、5カ月ぶりに300万台を超えた。

 11月における携帯・PHSの出荷数は、前年比90.1%の313万9000台となった。2009年9月、10月と2カ月連続で前年比プラスとなっていたが、今回は3カ月ぶりの前年比マイナスを記録。その一方で、5カ月ぶりに300万台を超えた。2009年度で、300万台を超えたのは、2009年5月度と今回の2回となる。

 内訳を見ると、携帯電話の出荷数は前年比91.2%の308万9000台。そのうちワンセグ対応機は257万2000台(前年同月比83.9%)で、ワンセグ搭載率は83.3%。ワンセグ対応機の累計出荷数は7223万8000台で、7000万台を突破した。

 PHSの出荷数は、前年比50.2%の5万台。前月(2009年10月度)は16カ月ぶりに前年比プラスを記録していたが、今回は再びマイナスに転じた。

 



(関口 聖)

2010/1/13 11:43