携帯フィルタリング利用件数は約623万、3カ月で約15万増


 電気通信事業者協会(TCA)は、携帯・PHS各社が提供する有害サイトアクセス制限サービス(フィルタリングサービス)について、2009年12月末時点の利用件数を発表した。

 TCAによれば、12月末時点のフィルタリングサービス利用件数は623万1328件となった。607万9787件だった前期(2009年9月末)から、3カ月間で約15万件増加した。このペースは、前々期(2009年6月末)→前期の3カ月間とほぼ同じ。

 フィルタリングサービスは、2007年末頃から各社での取り組みが本格化。コンテンツの健全化を図るため、第三者機関(EMAなど)も設立された。最近では、東京都青少年問題協議会から東京都に対して、フィルタリングサービスを解除しづらくする仕組みや、EMA認定サイトが閲覧できるという現状について見直しすることなどが提言されている。

 



(関口 聖)

2010/1/21 11:06