マピオン、iPhoneから「○○なう」できる「なうまぴおん」


 マピオンは、位置情報関連のサービスを試験公開するWebサイト「マピオンラボ」において、iPhoneからTwitterに今いる場所を「○○なう」とつぶやける「なうまぴおん」を公開した。無料で利用できる。

 「なうまぴおん」は、iPhone 3G/3GS(OS3.0以上)を使って、コミュニティサービス「Twitter」上に「○○なう」と投稿できるサービス。iPhoneの現在地取得機能と、マピオンの全国約900万件の駅やスポット情報を利用して、ユーザーが今いる駅や店舗、施設を投稿できる。周辺情報の検索には、マピオンの本サービスで導入されている全文検索システム「Solr」が使われている。

 なお、「なう」はTwitter上で今いる場所や今の状況を説明する際に用いられているネットスラングで、たとえば「市ヶ谷なう」とすれば市ヶ谷にいること、「ニューヨークバーガーなう」ならばニューヨークバーガーを食べている(買っている)ことを意味する。

 「なう」ボタンをタップすると位置測位が開始され、スポット情報の詳細ページの「ここに なう!」ボタンから情報の投稿が可能。Webサービスとなるため、アプリなどをセットすることなく利用できる。iPhoneの無線LAN機能を有効にすることで位置測位の精度が向上するという。

 マピオンでは、「now_mapion」の名前でTwitterアカウントを取得している。Twitterからの要望を受け付けており、その際は「@now_mapion」で返信するか、ハッシュタグ「#nowmapion」を付加してサービスに対する意見などを投稿する。同社では、ユーザー動向に合わせて、パソコン版や携帯電話版などの提供を検討するとしている。

 

(津田 啓夢)

2010/2/9 18:43